人工関節置換手術は基本的に最低でも1時間程度の手術時間がかかります。
症状の進行具合にもよりますが、手術は基本的に大腿骨顆部の部分切除、脛骨顆部の部分切除を行います。
これは大腿骨の先端を平らにし、人工関節を装着・固定する為です。
同様に脛骨の上端を地面に垂直にした状態で平らに切除し、人工関節を装着します。
装着方法は、ビスもしくは骨セメントです。
人工関節置換手術では、大工のように骨をたくみに削り、ハンマーで固定を行うなど、通常イメージしているような手術とは大きく異なります。
手術と言えば繊細な作業というイメージがありますが人工関節置換術の手術に関しては、繊細さに加え力強さが求められる手術とイメージするとわかりやすいかもしれません。