膝裏が痛い!膝裏の痛みの原因・治療法

膝うらが痛い!膝裏の痛みの原因から治療法方法までを初心者向きにわかりやすく解説しております。

◆膝裏が痛い!膝裏の痛みの原因・治療法

◆膝裏の痛みの原因・特徴

 膝裏が痛む場合、まずはその痛みがどのような原因から発症しているのかを探る事が重要です。

 膝の障害には、様々な障害がありますが原因を判断する際に

●日常生活の行動
●痛む部位
●症状の特徴

 などの要素からおおよその痛みの原因を探る事が可能です。

 膝の裏側、もしくは裏側の内側、外側と「痛みの部位が特定している場合」に可能性のある障害を把握する事が治療の一歩につながります。

 逆に広範囲にわたる痛みがあり、痛みの部位が特定できない場合…⇒膝裏の痛みの原因・特徴(続きを見る)

◆反張膝とは?

 膝の裏側が全体に痛みを感じる場合は、まず何よりも反張膝の可能性を考える必要があります。

 この反張膝とは文字通り「膝が反り返り、張りや突っ張り」をおこすことから発症する障害のことです。

 反張膝の症状の特徴を見分ける判断基準としては「立位時の膝の状況を見ること」が何よりもわかりやすい判断基準となります。

 反張膝が確認できるケースでは、膝を伸ばした状態になった際に既に膝が弓のように反り返っている症状が確認できます。

 弓なりに裏側に反り返っている状態です。

 この反りの範囲が大きくなるほど症状は強く発症しており深刻な状態にあると判断出来ます。

 膝の痛み、特に膝の裏側に痛みを感じる場合は、まず膝の形状を目視で確認し反張膝の症状…⇒反張膝とは?(続きを見る)

◆反張膝の原因

 反張膝の原因として考えるのは、まず日常生活の姿勢です。

 反張膝の症状の現れる方の大半は、歩行時につま先をあげて歩く傾向にあります。

 これは、意識して確認しないとわかりませんので、疑いがある場合はその場で一度歩行をしてみましょう。

 歩行時に前に出した足の指先に意識を集中すると、指をあげているかどうかが確認できます。

 通常、人間は歩行の際、「前脛骨筋」の働きにより、つま先を多少上方に向けながら歩行します。

 この機能が働いているからこそ、つまずかずに歩く事が可能となるのですが、反張膝の障害のある方は、この指先の反りが過剰に働いてしまっているのです。

 また、たち仕事などをしている場合、どちらかの足に寄りかかり、「膝が反り返った姿勢を長時間キープする傾向にある方」についても反張膝の障害の原因となるケースが多くなります。

 これらが、日常生活の範囲内が原因となるパターン…⇒反張膝の原因(続きを見る)

◆反張膝の治療方法

 膝裏の痛みの原因が反張膝と思われる場合は、すぐに治療を開始する必要があります。

 なぜなら反張膝は、時間の経過とともに症状が悪化しやすい障害である為です。

 治療方法は基本的に私生活の見直しなどの「保存的治療法(保存療法)」からスタートします。

 この私生活の姿勢の改善をしなくては、一時的な症状の回復にしかつながらず障害が再発する可能性が非常に高い為です。

 尚、症状が既に深刻な場合は「装具」などを利用し矯正を行なうケースもあります。

 反張膝が確認できる場合、激しい運動などをした後は、炎症を発症…⇒反張膝の治療方法(続きを見る)

◆変形性膝関節症とは?

 反張膝では、膝の形状に反り返りを確認できますが、反り返りではなく、O脚やX脚などの関節の変形が見られる場合は変形性膝関節症の可能性があります。

 変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)とは、膝関節の軟骨の磨耗により生じる障害です。

 膝関節を構成する「大腿骨顆(だいたいこつか)」=太ももの骨の最下部と、「脛骨顆部(けいこつかぶ)」=脛の骨の上端部、及び「膝蓋骨(しつがいこつ)」の骨や軟骨に慢性の退行性変化(老化)と増殖性変化が起こり、膝関節の形態・形状に変化が生じ痛みを発症するようになります。

 変形性膝関節の治療に関しては、現代の医学では内面からの完全な治療法は確立されておらず、基本的に現状の維持、もしくは外科的な手術によって、膝関節の形状の改善、治療をする方法となります。

 基本的には、発症後、時間の経過とともに悪化を辿る傾向…⇒変形性膝関節症とは?(続きを見る)

◆変形性膝関節症の症状の経過

 変形性膝関節症の基本的な症状としては、まず第一に立ち上がる時など、「膝関節に大きな負担がかかる姿勢の状態」になった際に膝関節全体に痛みが走る事です。

 この痛みは初期症状から中期にかけて、徐々に痛みが増していきます。

 その後、歩行時、階段昇降時にも痛みを伴うようになっていきます。

 変形性膝関節症の特徴としては、膝の裏側の外側、もしくは内側など特定部位に過度な痛み…⇒変形性膝関節症の症状の経過

◆変形性膝関節症の治療

 変形性膝関節症の治療では、まず最初に保存療法による治療を検討します。

 検討するというのは、変形性膝関節症という障害は、確実に完治する事のない障害である為です。

 基本的には残念ながら「進行性の障害」であるという点は間違いありません。

 治療の基本となる保存療法では、

●杖の使用
●軽度の運動療法
●関節内注射

 などを行ない症状の進行を遅らせながら痛みの緩和措置、また負担の軽減を図る治療を実践していく形となります。

 関節内注射では「ステロイド剤」の投与、そして近年では話題となっている「ヒアルロン酸」の関節注射があります。

 いずれにしても、これらの療法は現状の痛みを緩和し、進行を食い止める事が最大の目的…⇒変形性膝関節症の治療

◆人工関節手術

 変形性膝関節症の治療では、最終的に人工股関節の導入手術を行うケースが大半です。
 手術に移行する基準は基本的に
●障害の進行度合い
●年齢
 によって判断されます。
 障害の進行が激しい場合は、既に保存療法さえも実践するのが困難であるのが実情です。
 この場合は、個人の生活上の幸福を考え、若い年齢であっても手術を行うのが近年の傾向です。
 尚、年齢が基準となる原因は人工関節の耐久力の問題が主な要因です。
⇒人工関節手術(続きを見る)

◆人工関節置換手術について

 人工関節置換手術は基本的に1時間程度の手術時間がかかります。
 症状の進行具合にもよりますが、手術は基本的に大腿骨顆部の部分切除、脛骨顆部の部分切除を行います。
 これは大腿骨の先端を平らにし、人工関節を装着・固定する為です。
 同様に脛骨の上端を地面に垂直にした状態で平らに切除し、人工関節を装着します。
⇒人工関節置換手術について(続きを見る)

◆侮れない筋肉痛

 膝裏の痛みの原因として考えられる、もうひとつの大きな要因は「下腿三頭筋の筋肉痛」があげられます。
 膝の裏側の痛みなのに下腿の筋肉痛?
 と思われる方が大半かと思いますが、筋肉の付着部位によって痛みが生じる場所が膝裏となっております。
 下腿三頭筋とは、ふくらはぎ部分にある筋肉の事ですが、この筋肉はアキレスから、膝裏を越えて大腿部後面に付着しております。
 爪先立ちをしたり、ジャンプ動作の繰り返しなどを行うと下腿三頭筋は疲労し運動がハードになればなるほど筋肉はダメージを受け筋肉痛を発症します。
 この際、ふくらはぎだけにとどまらず、膝裏にも通じている腱にあたる部分にもダメージがあると膝裏は非常に激しく痛みます。
⇒侮れない筋肉痛(続きを見る)

◆膝の関節に炎症がある場合

 膝の側面から裏側にかけて指で押した際に
●強い痛みを感じる
●皮膚に熱をもっている
 と感じられる場合は、関節リウマチの可能性が考えられます。
 関節リウマチとは、全身の関節に起こる可能性のある障害で、「炎症性の疾患」です。
 関節リウマチは、免疫機能の異常により、関節軟骨の表面の
●滑膜細胞
●リンパ球
 が異常に増殖し、滑膜に炎症を起こします。
 一度発症すると直りにくい傷害で、症状が進むと
●朝の体のこわばり
●関節の変形
●関節付近の軟骨や骨の破壊
⇒膝の関節に炎症がある場合(続きを見る)

◆前脛骨筋について

 前脛骨筋(ぜんけいこつきん)とは、すねにある筋肉です。
 脛骨外側面上部よりやや下、及び深筋膜、骨間膜から足先に伸び、内側楔状骨及び足裏面の第一中足骨に付着する背屈筋として分類されております。
 前脛骨筋の働きと特徴、足関節の背屈運動とされています。
⇒前脛骨筋の働き(続きを見る)